2012年4月号

「集合的野心」の力

組織の「接着剤」と「潤滑油」が生み出す

ダグラス A. レディ

ダグラス A. レディ

ノースカロライナ大学チャペルヒル校ケナン=フラグラー・ビジネス・スクール 教授

エミリー・トゥルーラブ

エミリー・トゥルーラブ

マサチューセッツ工科大学スローン・スクール・オブ・マネジメント 博士課程

世界的な信用不安によって、多くの企業がダメージを負ったにもかかわらず、輝き続けている一握りの成功企業がある。筆者らが、これら従来の論理では説明できない成功企業について調べたところ、そこには「集合的野心」というモデルが存在していた。 この集合的野心は、「目的」「ビジョン」「目標とマイルストーン」「ブランドの約束」「戦略上および業務上の優先事項」「価値観」「リーダーの行動」の7つの要素から成り立っており、具体的には、リーダーと社員たちは、みずからの存在理由について、また何を実現したいと考えているのか、その野心の達成に向けてどのように協力するのか、そして、ブランドの約束と価値観をどのように整合させるのかを集約したものである。これを生み出し、組織に浸透させるには、社員たちを協働させながら結束させる「接着剤」と、規律に基づいて実行させる「潤滑油」が必要になる。 スタンダード・チャータード銀行、フォーシーズンズ、フランスの化粧品小売りセフォラ、ダノンのアメリカ法人などの例を紹介しながら、集合的野心の力とその導入方法を解説する。

ダグラス A. レディノースカロライナ大学チャペルヒル校ケナン=フラグラー・ビジネス・スクール 教授

エミリー・トゥルーラブマサチューセッツ工科大学スローン・スクール・オブ・マネジメント 博士課程

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