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心躍る新年の抱負を立てても、2月になるときれいさっぱり忘れている。毎年のように、そのような結末を迎えていないだろうか。まして自分が置かれている状況が刻々と変化するいま、目標を立てること自体に意味がないと無力感を覚えるのも理解できる。しかし、ただ諦めてしまうのはもったいない。本稿では、時間管理のコーチを務める筆者が、抱負の達成に向けて有用な6つのアドバイスを贈る。


 このうえなく順調な時期でも、新年の抱負を立てることについては複雑な思いを抱く人もいるだろう。いままさに、チャンスに満ちた新たな12カ月が始まろうとしている。

 しかし、過去の経験に照らすと、以前と大きく違う何かをやり遂げられるかどうかは疑わしい。2月を迎える頃には、年初にあれほど心躍らせた抱負を諦めているか、すでにきれいさっぱり忘れているかもしれない。

 世界が未曾有の不確実性に直面した2年間を経て、複雑な思いは無力感へと変わったかもしれない。抱負を立てたところで、今後数カ月の間に何が起こるか見当もつかないのだ。

 その気持ちはよくわかる。筆者は時間管理のコーチとして、世界各地のクライアントが2020年と2021年の激動期を乗り切れるようサポートしてきた。新年の誓いを立てて、それを守りたくても、不測の困難が次から次へと起きることはよく理解している。

 しかし筆者はまた、不確実性のまっただ中にあっても、自分にとって大切な物事を前に進められるという状況を目にしてきた。実際のところ、抱負を立ててそれを達成しようとすることは、自己効力感、すなわち自分自身とその状況にプラスをもたらす行動を取ることができるという自信を大いに高めるのだ。

 そこで、新年の抱負を立てることを諦める前に、どうすれば実際に継続できる抱負を立てられるかをアドバイスしよう。そして、自分が立てた目標に向かって1月以降も邁進していくために勢いをつけてほしい。