ヒル教授にとってのアバターイン

 一方のヒル教授も、アバターインのケース作成を心の底から楽しんでいた。「(宇宙事業にも取り組む)アバターインのおかげで、リーダーシップの研究をしていたら地球の外まで来ちゃったわよ」と笑いながら、こう続けた。

「正直一番面白いのは、アキラとケビンを見ていること。同じ夢を持つ二人が、あらゆる問題にぶつかりながら、楽観的に、でもぐっと集中して問題を一つずつ乗り越えてきている。そして二人のやりとりが最高で。互いに刺激し合いながら、より前向きになって問題を解決する。それぞれの良さが、二人になるとさらに大きくなる」

 ちなみに、もともとこの記事はヒル教授のインタビューだけで書く予定だったが、深堀氏と梶谷氏もインタビューしようと考えるにいたったのは、ヒル教授から「絶対にあの二人と会って話して、二人のやりとりを見た方がいい」という強い推薦を受けたからである。

「アキラとケビンは、リーダーができること、やるべきことのハードルを上げ、変えている。未来のリーダーの実例だと思います。彼らは世界のリソースを民主化して、なるべく多くの人に届けようとしている。彼らみたいなリーダーが未来をつくるなら、未来は安心です」(ヒル教授)