2012年5月号

破壊的イノベーターの条件

新興国市場発のアイデアを橋渡しする

ネイサン T. ワッシュバーン

ネイサン T. ワッシュバーン

サンダーバード国際経営大学院 准教授

B. トム・ハンセイカー

B. トム・ハンセイカー

サンダーバード国際経営大学院MBAプログラム 教員

新興国市場でチャンスを認識しながら、それを実践につなげることができない企業が多い。たしかに馴染みのない環境でアイデアを生み出すだけでも大変なのに、それをグローバルな事業に転換するとなるとなおさらである。しかし、多国籍企業は新興国市場に充満する革新的エネルギーを利用しやすい立場にある。実際、新興国市場から多くの破壊的イノベーションが生まれている。そのカギは、筆者たちが「世界の橋渡し役」(global bridg-er)と呼ぶ、新しいタイプのグローバル・マネジャーにある。 橋渡し役には、学歴、経験、年齢はさまざまでも、数多くの共通の特徴がある。信頼関係を構築し、維持するのが得意である、新興国市場を理解している、社歴が長い、アイデアを社内で売り込むのがうまい、などである。本稿では、コノコフィリップス、インテル、ナイキ、ゼネラル・エレクトリックなどの成功事例を基に、新興国市場におけるイノベーションの潜在力を高める人材の育成と、現地発のアイデアを本社に取り込む組織体制の構築法を提示する。

ネイサン T. ワッシュバーンサンダーバード国際経営大学院 准教授

B. トム・ハンセイカーサンダーバード国際経営大学院MBAプログラム 教員

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