2005年2月号
提携すべき時、買収すべき時
3つの視点から分析する
近年、企業成長の一つの手段として、提携や買収が頻繁に行われてきた。しかし実は、それらは失敗に終わるものが多い。それは、この2つの戦略が異質であるがゆえに、提携と買収の長所・短所を十分比較することもなく、どちらを選択するかを簡単に決めてしまうからである。そこで本稿では、買収か提携かの意思決定に資する枠組みを提示する。それは、求めるシナジーと経営資源の状況を分析し、リスクと競争といった市場要因を知り、また合従連衡の能力を見極めることである。
PDF論文:12ページ[約1,200KB]
¥880(税込み)PDFをカートに入れる
論文セレクションご利用の方は、PDFがダウンロードできます。(詳細はこちら)