2021年12月号

上司の善意が部下を追い詰める

熱心すぎる指導は自信や意欲を奪う

ジャン=フランソワ・マンゾーニ

ジャン=フランソワ・マンゾーニ

IMD 学長

本稿執筆当時はフランスのフォンテンブローにあるINSEADの助教授。会計管理を担当。人材マネジメントや、個人と組織における変化の管理を中心に研究とコンサルティングを行う。現在はIMDの学長兼ネスレ記念講座教授。

ジャン=ルイ・バルスー

ジャン=ルイ・バルスー

IMD 特任教授

本稿執筆当時はINSEADのリサーチフェロー。専門は組織行動論。スーザン C. シュナイダーとの共著にManaging Across Cultures, Prentice-Hall, 1997.(未訳)がある。現在はIMDの特任教授。

ピグマリオン効果とは、期待をかけられた人が期待に応えて成果を上げる傾向を説明するものだが、本稿で論じられている「失敗誘導症候群」はその逆である。つまり「できない」と見なされた従業員は、上司から期待されていないがために業績が低迷する、というのだ。この状況はなぜ生まれてしまうのか、筆者たちはその原因を明らかにし、その代償を説明したうえでこの症状を克服するための5つの要素を論じている。1998年の論文だが、上司と部下の関係がもたらす問題はいまも変わらない。
PDF論文:16ページ[約2,190KB]
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