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プロフェッショナルとしてみずから達成したいと願う目標があっても、目の前のことに追われて、つい後回しにしてはいないだろうか。忙しさを口実にしたり、自信がないために踏み出せなかったりする。あるいは、そもそも何から手をつければよいかわからずに、身動きが取れないのかもしれない。自分が大切にしたいものを後回しにしていては、夢や希望はいつまでも叶わない。挫折や困難があっても、目標達成に向けて取り組みを始めるための3つの行動を紹介する。


 私たちは誰もが、プロフェッショナルとして達成したい目標を持っている。

 それは、新しい技術スキルに習熟することかもしれないし、上手に権限委譲できるようになることかもしれない。あるいは、ネットワーキングや関係構築のための時間をスケジュールからひねり出すことかもしれない。

 にもかかわらず、私たちは何度となく、そうした夢や希望を後回しにしてきた。

 その理由は、単に忙しかったということかもしれない。私たちの毎日は、長期的思考を阻む会議やメールで埋め尽くされている。あるいは自信がないために、先延ばしにしていたのかもしれない。たとえば、「実はプログラミングが下手だとわかったら、バカな奴だと思われないだろうか」と心配するのだ。

 もしかすると、どこからどうやって手をつければよいのかわからず、身動きが取れないということもあるだろう。「何か受講すればいいのだろうけれど、いったいどの講座を取ればいいのか。自分にとってどの講座が有益か、どうすればわかるのだろうか」と悩み、そこから先に進めなくなる。
 
 筆者はこの数年間、みずから掲げた有意義な長期的目標を達成するためには、どのようにして自分の背中を押せばよいかを研究してきた。短期的インセンティブに従うと、往々にして逆方向に向かってしまうからだ。

 近著The Long Game(未訳)では、そのプロセスが挫折や困難を伴うものであっても、目標を達成することができる戦略について説明している。目標達成に向けて、最初の一歩を踏み出すための3つの行動を以下に紹介しよう。