2021年10月号

SPAC投資の可能性と限界を見極める

単なる株式バブルか、永続する仕組みか

マックス H. ベイザーマン

マックス H. ベイザーマン

ハーバード・ビジネス・スクール 教授

ハーバード・ビジネス・スクールのジェシー・イジドー・ストラウス記念講座教授。著書にBetter, Not Perfect: A Realist's Guide to Maximum Sustainable Goodness, Harper Business, 2020.(未訳)などがある。2022年にドン A. ムーアとの共著Decision Leadership, Yale Uni-versity Press. が刊行予定。

パレシュ・パテル

パレシュ・パテル

ナチュラル・オーダー・アクイジション・コーポレーション 共同設立者

ナチュラル・オーダー・アクイジション・コーポレーションの共同設立者兼CEO。アジア最大のヘッジファンドの一つサンドストーン・キャピタルの設立者でマネージングパートナーを務めた。

SPAC(特別買収目的会社)は数十年前から存在しているが、従来のIPO(新規株式公開)に代わる手段として注目を集め、この2年で本格的な投資家が相次いで設立し、一躍ブームとなった。2019年の設立は59社のみだったが、2020年には247社、2021年の第1四半期には259社に上った。この過熱ぶりに懸念の声も上がり、SEC(米国証券取引委員会)による監視強化もあって、第2四半期には急減速している。しかし筆者らは、SPACは投資が失敗に終わるケースはあるとしても、今後の資本市場にプラスになるという見解だ。本稿では、SPACの長所と限界について、筆者らのそれぞれの専門分野(投資と意思決定)の知見から論じる。
PDF論文:10ページ[約766KB]
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