2021年9月号

AIを小売・流通の現場に実装する方法

個社が競争優位を磨くだけでは成功しない

永田 洋幸

永田 洋幸

Retail AI 代表取締役 CEO

1982年福岡生まれ。米コロラド州立大学を経て、2009年中国・北京にてリテール企業向けコンサルティング会社、2011年米シリコンバレーにてビッグデータ分析会社を起業。2015年にトライアルホールディングスのコーポレートベンチャーに従事し、シード投資や経営支援を実施。2017年より九州大学工学部非常勤講師。2018年にRetail AIを設立し、現職就任。2020年よりトライアルホールディングス役員を兼任。

今村 修一郎

今村 修一郎

リテールAI研究会 テクノロジーアドバイザー

マイクロソフト認定システムエンジニアの資格を日本最年少の16歳で取得。慶應義塾大学卒業後、P&Gジャパンに入社し、ビックデータ分析や機械学習関連の開発に従事。ディレクターとして日本のデータサイエンス部門を統括。P&Gと並行して、2017年よりリテールAI研究会に参画する。現在は今村商事代表取締役として、IT技術を駆使した小売・流通業界の改革に取り組む。

およそ半数の人工知能(AI)事業が研究段階で頓挫するといわれる中、小売・流通業界ではAIの実用化に向けた動きが広がっている。これを推進する存在が、メーカーや卸、小売りなど業種を超えた約250社が参画し、AIを使った実証実験などを行うリテールAI研究会だ。本稿では、大手ディスカウントストア・トライアルグループの経営者として、またP&Gジャパンのデータサイエンティストとして実店舗でのAI活用を牽引してきた筆者らが、実用化がなかなか進まない原因を解説したうえで、実店舗でのAI活用事例や企業による実証実験の結果を紹介。さらに、AIを用いてイノベーションを起こせる組織へと変わるために欠かせない3つの考え方を述べる。それが「データサプライチェーンの構築」「レトロフィット」「オペレーションドリブン」である。
PDF論文:12ページ[約1,073KB]
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