発言を控えるべきタイミング

 ●会議の終了予定時刻から5分過ぎている場合

 最近では、バーチャル会議が立て続けに行われ、間に一息つく暇さえないというクライアントの嘆きをよく聞く。会議の終了予定時刻が過ぎていることがわかっていて、発言しようとしている内容がそれほど重要でなければ、発言を控える。

 ●発言内容が参加者による決定を必要としない場合

 参考情報として参加者にメールで送信できる内容ならば、発言して貴重な会議時間を使うのではなく、その方法を検討する。

 ●会議中、自分がほとんど話していた場合

 考えをまとめるのに時間がかかる人もいる。もしあなたが人の話を遮ってでもすぐに話したがるタイプの場合、自分と同じだけ価値のある意見を持っている人から、発言の機会を奪っている可能性がある。

***

 オフィスに戻るタイミングは組織によって異なるため、当面の間は、バーチャル会議とハイブリッド会議のどちらも存続するだろう。リーダーとして広範なコミュニケーションを可能にするには、この現実をその場その場でシームレスに乗り切らなくてはならない。

 対面であれバーチャルであれ、本稿で紹介したコツを活かし、あらかじめ準備をしてから会議に臨み、貢献する。そうすれば、無駄な時間や不満が減り、より生産的な仕事環境をつくることにもつながるはずだ。


"Stop Talking Over Each Other in Virtual Meetings," HBR.org, May 26, 2021.