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あなたが上司のお気に入りの部下だとしたら、それには明らかなメリットがある。重要な仕事を優先的に任されたり、組織の内部情報をいち早く入手したりすることができるだろう。しかし、特別扱いされることで同僚の反感や恨みを買うリスクもある。本稿では、上司と適切な距離を保ち、自分が働きやすい環境をつくるための6つの方法を紹介する。


 上司のお気に入りの存在になることは、明らかなメリットがある。しかし、デメリットもある。同僚から快く思われない可能性があり、チームの士気にとってもよくない。

 あなたが上司のお気に入りだとしたら、どうすれば上司が皆をより平等に扱うように促すことができるだろうか。恩知らずだと思われたり、関係を悪化させたりすることなく、どうやってえこひいきに抵抗することができるのだろうか。

専門家の意見

 HBR Guide to Office Politicsなどの著書があるカレン・ディロンによると、上司に選ばれた存在になるのは「素晴らしいことであり、恐ろしいことでもある」。

 そのメリットは明白だ。仕事を任されたり、特別な関心を持たれたり、組織の内部情報を得たりする。しかし、その特別扱いには代償が伴う。「同僚の間で反感や恨みを買う」ことがあり、非常に居心地が悪くなるとディロンは指摘する。

 ハーバード・ビジネス・スクールでマネジメントプラクティスを担当し、Flying Without a Netなどの著書があるトーマス J. デロング教授も同意見だ。「上司に気に入られている人は、他の人が嫉妬するので厳しい批判にさらされる」ことが多いという。「お気に入りの人は、政治的に微妙な方法や、あからさまな方法で不意打ちを食らいかねない」

 そうした状況への対処法と、上司にその好意を自分以外にも広めるように働きかける方法を教えよう。