2021年8月号
ハイブリッドな働き方で創造性をいかに高めるか
在宅かオフィスかをみずから選べることの効果

新型コロナウイルス感染症の影響により多くの企業が在宅勤務を認めたことで、オフィス勤務とリモートワークを使い分けるという、ハイブリッドな働き方が広がりつつある。人々の働き方への意識が大きく変化する一方、企業にとっての理想の職場は明らかではない。そこで、企業との共同研究である「オフィス学プロジェクト」を推進してきた筆者が、イノベーションの源泉となる創造性に焦点を当て、コロナ後に求められる働き方や職場のあり方を考察する。「ABW」や「i-deals」といった近年話題のコンセプトや最新研究を踏まえ、リモートワークの課題を明らかにする。また、イノベーティブな企業の代表である日本マイクロソフトの事例から、社員が自律的に働く場を選択できることの効果を説く。
PDF論文:11ページ[約1,660KB]
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