2021年8月号

ハイブリッドな働き方で創造性をいかに高めるか

在宅かオフィスかをみずから選べることの効果

稲水 伸行 :東京大学大学院 准教授

稲水 伸行

東京大学大学院 准教授

1980年広島県生まれ。2003年東京大学経済学部卒業。2008年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2005~2008年日本学術振興会特別研究員(DC1)、東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員、同特任助教、筑波大学ビジネスサイエンス系准教授を経て、2016年より現職。博士(経済学)(東京大学、2008年)。企業との共同研究によるオフィス学プロジェクトを主宰。主な著作として『流動化する組織の意思決定』(東京大学出版会、2014年。第31回組織学会高宮賞著書部門受賞)。

新型コロナウイルス感染症の影響により多くの企業が在宅勤務を認めたことで、オフィス勤務とリモートワークを使い分けるという、ハイブリッドな働き方が広がりつつある。人々の働き方への意識が大きく変化する一方、企業にとっての理想の職場は明らかではない。そこで、企業との共同研究である「オフィス学プロジェクト」を推進してきた筆者が、イノベーションの源泉となる創造性に焦点を当て、コロナ後に求められる働き方や職場のあり方を考察する。「ABW」や「i-deals」といった近年話題のコンセプトや最新研究を踏まえ、リモートワークの課題を明らかにする。また、イノベーティブな企業の代表である日本マイクロソフトの事例から、社員が自律的に働く場を選択できることの効果を説く。
PDF論文:11ページ[約1,660KB]
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