2021年6月号

短期投資家は企業の敵ではない

監視と圧力があってこそ健全性を保てる

ルシアン A. ベブチャック :ハーバード・ロースクール 教授

ルシアン A. ベブチャック

ハーバード・ロースクール 教授

ハーバード・ロースクールのジェームズ・バー・エイムズ記念講座教授(法学、経済学、ファイナンス)。コーポレートガバナンスプログラムを設置し、現在そのディレクターを務める。論考に"The Myth That Insulating Boards Serves Long-Term Value," Columbia Law Review, 2013.、共著論文に"The Long-Term Effects of Hedge Fund Activism," Columbia Law Review, 2015. および"Should Short-Term Shareholders Have Less Rights?" 2019.(いずれも未訳)がある。

市場からの行きすぎたプレッシャーが経営を近視眼的なものにし、本来必要な長期投資を妨げるといった「短期主義の弊害」を訴える警告が後を絶たない。しかし実のところ、数々の指摘はエビデンスを欠いており、それどころか、市場や投資家の厳しい視線がもたらす重要な恩恵を見落としている。短期主義への警鐘にひるみ、経営陣を庇護すべきではない。さもなくば、米国の投資家と経済に損失が及ぶだろう。
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