(1)私が情熱を注ぐプロジェクトは、何らかの問題を解決するか

 ビジネスアイデアはあるけれど、それが現実的な問題を解決するかどうか確信がない場合は、そのアイデアに時間とエネルギーを注ぐことが間違いである可能性が高い。偉大なビジネスは、深い洞察が基礎になっているものだ。

 あなたは、潜在的な顧客やコミュニティの未解決のニーズを本当に理解していて、自分のアイデアが正しいことを示す十分なデータを持っているだろうか。

 以下を自問しよう。

・顧客はそれを本当に問題だと思っているか。
・それは顧客の生活を改善するか。
・顧客はそのためにお金を払いたいと思うか。

 わたしはミレニアル世代の教育・学習スペースに明らかなギャップを見出していたが、副業として本格的に展開する前に、自分の仮説が正しいか確かめる必要があった。そのための方法は、いくつか例を挙げるとフォーカスグループのディスカッションや顧客と1対1のインタビュー調査、市場調査など数多くあった。

 私はネットワーク・キャピタルを立ち上げるにあたり、ミレニアル向けの「人生で何をしたいかわらからない」フェローシップ立ち上げた。そのおかげで、若者が直面するプレッシャーや不安について多くを学び、最終的にはよりよいプロダクトをつくることができた。

 実験によってエビデンスやデータを集めたら、オリジナルのアイデアと結びつけて、自分は正しい方向に進んでいるか、あるいは計画段階に戻るべきか見極めよう。

(2)私のプロダクトは実際に機能するか

 自分の仮説が正しいことを確認したら、次は実用最小限のプロダクト(MVP)を試してみる必要がある。MVPとは、簡単に言えば、あなたのアイデアを最小限の形で実現したプロトタイプだ。目的は、それを顧客に実際に使ってもらい、うまく機能している部分とそうでない部分について批判的にフィードバックしてもらうことだ。

 ネットワーク・キャピタルのMVPは、あるフェイスブック・グループだった。私たちはユーザーに依頼し、不足している機能を特定するために、自社サービスのサブスクリプションプランをカスタマイズしてもらった。このMVPは、最終的に自社のウェブサイトをローンチする際、フルサービスをどのようなものにするか決めるうえで貴重な役割を果たした。

 要するに、この段階で(a)あなたのプロダクトに関心のあるコミュニティをつくり、(b)彼らのフィードバックに基づいて顧客のニーズに対応するビジネスモデルを構築するのだ。

 そうすることで、2つの大きな助けを得られる。第1に、プロダクト開発と収益確保の間のギャップをなくす助けになる。正式なローンチ前のMVPの段階で、一定の収益を生み出すことも可能かもしれない。第2に、実際に生み出された収益が、次のバージョンの製品あるいはサービスをつくる助けになる。