マインドフルネスの効果は、さまざまな研究から明らかにされている。実践するエグゼクティブも多いが、習慣化できている人は一握りである。忙しくて時間が取れなくなったり、目に見える効果を実感できなくなったりという理由から、やめてしまうのだ。本稿では、マインドフルネスを継続的に、定期的に行う習慣を身につける4つの方法を紹介する。


 持続可能な瞑想の習慣を身につけるのは難しい。筆者の顧客であるエグゼクティブも、一度は瞑想を試みたという人が大半だが、いまなお定期的に実践している人は、ほんのわずかである。

 瞑想の利点を理解していないからではない。多くの人が「瞑想で1日を始めると、その日1日の進み具合が明白に違う。いつもより集中できて、脇道にそれる可能性が低くなる」「瞑想した日は、ストレスを流すことが簡単にできる」などと語る。

 それでも、瞑想を習慣化して続けるエグゼクティブの数はきわめて少ない。その理由は、瞑想する時間がなかなか取れないから(「瞑想を2週間続けたが、それ以後は仕事がとても忙しくなり、できなくなった」)だったり、しばらく続けた後に瞑想の「効果が出なくなった」からだったり、あるいは「余計なことを次々と考えてしまい心を鎮められない」からだったりする。

 マインドフルネスの重要性職場での実践方法に関するアドバイスは多数見受けられるが、こうしたアドバイスが持続可能な瞑想の習慣を身につけるうえで必ずしも役に立つわけではない。そこで、筆者が有効性を突き止めた4つの行動を以下に紹介しよう。