新しい人を採用する際は
バディ・システムを利用する

 私も頭の中では、ある段階で、後任を雇わなければならないとわかっていた。しかし、彼女の代わりになる人をどのように決めればいいのだろうか。

 経営陣からは、採用プロセスを急ぐ必要はないと言われていた。だが、1週間も経たないうちに、候補者について話し合う準備はできているかというメールが届き始めた。

 幸い、私の上司は常に理解のある人で、候補者の選考を同僚に手伝ってもらうことを提案してくれた。「あなたのオフィスの現在の雰囲気や文化について質問されたら、話ができる状態ですか?」という上司の問いかけは、いまでも覚えている。

 正直なところ、私はまだ心の準備ができてなかった。前任者のことを聞かれたら? やはり準備ができていなかった。

 採用プロセスでは、チームのメンバーに本当に助けられた。失った友人のことをどのように話せばいいか、何も準備ができていないかもしれないが、採用プロセスを進めるバディ(相棒)がいると、あなた自身に活力とサポートをもたらしてくれる。

 話すべきことと、故人の情報をいつ開示するかというバランスをどのように取るかは、あなた次第だ。

 私たちは、新しく採用した人を怖がらせるつもりはなかったが、正直に話して、後任としての重責を知っておいてほしいと思った。私としては、新しいメンバーが、自分がその一部となるレガシーを知ることが重要だった。