2021年2月号
職場の人種差別を解消する5つのステップ
バイアスの認識から始める

多くの人が人種差別の存在を否定するのは、差別が悪意や憎悪に基づく意図的な行動だと考えているからだ。しかし、意識しなくても、意図しなくても差別は起きる。人種差別が職場に広がっていることは、21世紀の多くの研究で示されており、ダイバーシティを推進する企業でさえも、起きる可能性があることが明らかになっている。職場でもほとんどの企業で人種差別が存在し、解決は困難だと思われがちだ。しかし、企業は比較的小さな自律的集団のため、この難解に思える問題の解決を促すには理想的な場所でもある。本稿では(1)問題認識(2)根本原因分析(3)共感(4)問題に対応するための戦略(5)献身的行動という実用的な5つのステップを示す。
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