ステップ3:
必要な支援を得るための明確なシステムを考案する

 子育てチームは、その目的によって4つの基本形がある。それをもとに、自分のニーズに合わせてカスタマイズしよう。

(1)子どものサポート+交流:毎日一緒に宿題をするグループをつくる

 あなたがいま、最も必要としているのが、子どもができれば親の助けなしで宿題をやりながら同級生と交流できる時間をつくることならば、同じクラスまたは学年の4人か5人の親にメッセージをして、毎日1時間から1時間半のオンラインの宿題グループをつくれないか提案してみよう。

 賛成してくれた親に、ズームやグーグルハングアウトのリンクを入れた招待状を送るとよい。親が持ち回りで監督役を務め、ほかの親はバックアップに回る。

(2)多目的サポート:バディシステムをつくる

 食事や交流、さらに子育ての休憩もしたいというように、あなたのニーズが多岐にわたるなら、子育てチームをつくることは忘れて、気の合う家族と協力体制をつくろう。

 事前に、どのようなことを手伝い合うか内容を決めておく。たとえば、週2回一緒に夕食をする、お互いの家に4時間子どもを預ける、週末に公園で遊ぶといった具合だ。

 この場合、特にコロナ禍のいまは、リスク警戒度が似ていて、安全に集まることができ、子どもたちの仲がよい家族を探そう。ただし、大親友であるかどうかよりも、お互いが現実に助け合える家庭であることが重要だ。

(3)親の心理的負担の軽減:週1度、定期的に電話をする

 子育てチームは、精神面、社会面、感情面で大きな助けになることを忘れてはいけない。親しい友人と週1度あるいは月1度、オンラインで集まろう。これならば、相手がどこに住んでいてもできる。ビデオ電話でもいいし、ワッツアップやマルコポーロでチャットしてもよい。

 重要なのは、あなたが愚痴を聞いてもらってストレスを発散し、安心感とアイデアを得られる場所とグループをつくることだ。

(4)コミュニティサポート:学習と遊びの機会をつくる

 自身に子どもはいなくても、誰かの手助けをするのが好きで、あなたをケアしてくれるだけでなく、子どもに関わり、コミュニティの一員であることを楽しんでくれる人を見つけよう。

 たとえば、毎週ズームであなたの子どもに何かを教えてくれる仕事の同僚、あるいは10代の子どもにテニスを教えてくれる近所の大学生でもよい。リタイアした人が、毎週ビデオ電話で読み聞かせをしてくれる場合もあるかもしれない。

 こうした人たちは、あなたの既存のネットワークに存在している可能性が高いが、関心があるかどうか聞いてみることを恐れてはいけない。いまのような時期は「当たって砕けろ」の精神が必要だ。

 上記に示したのは、バーチャルと対面の両方で子育てチームをつくる方法の一例にすぎない。それでも十分でないならば、もっと大きく考えよう。