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採用担当者が履歴書を評価する時、その合否はわずか7秒の間に決まるという。選考プロセスに進み、希望の職を得るためには、極めて短い時間で強烈な印象を与える必要があるのだ。本稿では、専門家のアドバイスに基づき、ゴミ箱に直行することのない履歴書の書き方・送り方を紹介する。


 企業の採用担当者は求職者の履歴書を評価する時、どのくらい時間をかけているのだろうか。アイトラッキング(視線追跡)調査に基づいた研究によれば、それは7秒程度だという。どれくらいの時間かイメージが湧かない人は、目を閉じて2度深呼吸してみてほしい。それがだいたい7秒だ。

 平均すると、このわずかな時間に、採用担当者はあなたの履歴書にざっと目を通し、経歴や希望、将来の夢を品定めして、履歴書をゴミ箱行きにするか、あなたを採用選考プロセスの次の段階に進めるかを判断する。

 はじめて仕事の世界に飛び込もうとしている若者や、キャリアの途中で転身を目指している人は、しっかり肝に銘じておくべきだ。それは、自分を目立たせなくてはならないということを、だ。それも、極めて短い時間で強烈な印象を与える必要がある。

 インターネットには就職活動を成功させるためのアドバイスがあふれているが、そうした助言の類いは、互いに矛盾していたり、誤解を招くものだったりする。

 筆者はこの数週間、リモートワークや、いわゆるDEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)に詳しい採用専門家たちと連絡を取り、(特にコロナ禍の中で)新しい職に応募しようとする人に向けた最新のアドバイスを引き出そうと試みた。

 履歴書の審査でどのように候補者をふるいにかけるのか。求職者が面接にこぎつけるためには、どのようなコネをつくることが有効なのか。こうしたことを採用専門家たちに尋ねた。

 その結果、わかったことは以下の通りだ。