MirageC/Getty Images

リモートワークや在宅勤務の導入で通勤時間がなくなり、大多数の人が時間を節約できている。ただし、増えた時間を有意義に使えているとは限らない。通勤時間分を仕事に充てて労働時間が延びたり、テレビを見てだらだらと過ごしたりしていないだろうか。本稿では、真に時間を節約し、そこで得られた自由時間を有意義に使うための6つの方法を紹介する。


 リモートワークへのシフトが広がっていることは、課題がないわけではないが、大きな希望の兆しを与えている。

 多くの人にとって、通勤は過去のものになった。米国だけでも、日々の通勤をなくすことで週に約8900万時間が節約され、これは新型コロナウイルスのパンデミックが発生して以来、4450万日分以上の労働時間が節約されたことになる。

 これらの数字は、リモートワークが私たちの最も貴重で限られたリソースの一つである、時間を取り戻すための「救いの手」なりうることを示唆している。

 しかし、驚くほど時間が節約できる可能性があるにもかかわらず、多くの人はサワードウを焼いたり瞑想したり、次の傑作になりうる文学作品を執筆したりするなど、パンデミックでやっと得た時間を費やそうと考えていたことを達成できずにいる。

 それどころか、筆者らがパンデミックの最中に米国と欧州の1万2000人から収集したデータによると、増えた時間は非生産的な仕事や満足のいかない余暇活動に費やされることが多いことがわかった。

 時間が増えたからといって、それを賢く使えるとは限らない。では、私たちは何を間違えているのだろう。