2020年9月号

シリコンバレー式だけがスタートアップの成功法則ではない

新興国の高成長企業に学べ

アレックス・ラザロウ :キャセイ・イノベーション ベンチャーキャピタリスト

アレックス・ラザロウ

キャセイ・イノベーション ベンチャーキャピタリスト

ベンチャーキャピタリスト。Out-Innovate: How Global Entrepreneurs-from Delhi to Detroit-Are Rewriting the Rules of Silicon Valley(HBR Pressより近刊予定)の著者。現在はキャセイ・イノベーションと協働している。ミドルベリー国際大学院モントレー校の非常勤教授、外交問題評議会のカウフマンフェロー。かつて勤務していた会社、オミダイア・ネットワークは、本稿で言及されるいくつかの企業に出資している(ラザロウはそれらの企業にもオミダイア・ネットワークにも金銭的利害関係を有していない)。

シリコンバレーのスタートアップは、いずれも同じアプローチを取って成功しているように見える。すなわち既存業界を「破壊する」プランを練り、資本を注入して速やかに成長し、素早い市場支配のために高いリスクを許容するのだ。しかし新興国など、資本や人材が手に入りにくく、経済的ショックが生じやすいという条件下で事業を行うスタートアップには、この成功パターンは通用しない。筆者はシリコンバレーから遠く離れて高成長を続けるスタートアップと関わり、その成長の考え方、ビジネスの発想、そして人材への投資などのやり方に、学ぶ点が多いと指摘している。
PDF論文:10ページ[約1,799KB]
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