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在宅勤務によって、これまで以上にPCに向かう時間が増えた人は多い。同僚との雑談やコーヒーブレイクのような自然な小休止がなくなり、朝から晩までデジタルの世界に浸り続けていないだろうか。この状態が続くと心身ともに疲労が溜まり、健康を害する原因になる。本稿では、デジタル疲れを解消する5つのヒントを紹介する。


 外出自粛となる前、仕事の日は、ほぼ1日中PCに向かっていると思っていなかっただろうか。まさかそれ以上に長く、そうすることになるとは思いも寄らなかったに違いない。

 その頃は、通勤中や会議中、すれ違いざまの立ち話、給水機前での雑談、コーヒーブレイク、昼食中などに、目をスクリーンから離し、自分をデジタルの世界から切り離す機会が1日の中で何度もあった。

 そうした自然な小休止がなくなったいま、テクノロジーから解放されるタイミングがまったくと言ってよいほどなくなった。特にビデオ通話は、その疲労度が輪をかけて大きい

 一度に複数の顔に注目しなければならないうえ、自分もきちんと映っているか気にしなければならないため、対面環境ではあまり経験することのない、精神的・感情的な消耗が生じる。また、PCの前で過ごす時間が増え、常時カメラに収まるように長時間、体を固定しているため、筋肉疲労や眼精疲労の原因にもなる。

 私たちは、時間管理法を指導しているクライアントの気力と体力を維持・回復するために、どうすれば1日の中でテクノロジーの使用を低減あるいは排除できるのか、その方法を探ってきた。以下に、これまで最も効果を上げた方法を紹介する。