2020年7月号

セキュアベース・リーダーシップ:
仲間を尊重し、チームの力を最大限に引き出す

国際機関の設立と20年間の経営から学んだ

河合 美宏 :東京大学 客員教授、京都大学 特命教授、International Management Forum 代表取締役

河合 美宏

東京大学 客員教授、京都大学 特命教授、International Management Forum 代表取締役

1983年東京大学卒、東京海上火災保険(現東京海上日動火災保険)に入社、労働省(現厚生労働省)に出向。経済開発協力機構(OECD)、ポーランド政府を経て、1998年から保険監督者国際機構(IAIS)の立ち上げに参画。事務局次長を経て2003年に事務局長就任。20年にわたり、日本人として国際機関のマネジメントに尽力した。現在、東京大学公共政策大学院の客員教授、京都大学経営管理大学院の特命教授として教鞭を執る。International Management Forum代表取締役とOECD保険私的年金委員会議長も兼ねる。1991年欧州経営大学院(INSEAD)経営学修士号、2000年 City, University of London金融規制で博士号を取得。

グローバル化の進む日本企業にとって、人種や国籍の異なる人々をマネジメントする機会が増えている。だが、そこで欧米流のスタイルを真似しても機能しなかったという事例は、枚挙にいとまがない。それでは、国際社会において日本人ならではのリーダーシップスタイルとは何か。国際機関をゼロから立ち上げ、20年にわたり牽引してきた筆者がみずからの経験を踏まえ、日本人の得意とするリーダーシップのあり方を述べる。営利組織よりも難しい非営利組織のマネジメントを通じて見えたのは、心理的な安全性を確保し、コミュニケーションをより深めながら仲間を尊重しつつ、彼ら彼女らの挑戦を最大限に促すスタイルだ。

河合 美宏東京大学 客員教授、京都大学 特命教授、International Management Forum 代表取締役

PDF論文:14ページ[約970KB]
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