2006年6月号

便利で不愉快な機能過多を排す

機能の数と使い勝手をバランスせよ

ローランド・T・ラスト

ローランド・T・ラスト

メリーランド大学 ロバート・H・スミス・スクール・オブ・ビジネス 教授

デボラ・ビアナ・トンプソン

デボラ・ビアナ・トンプソン

メリーランド大学 ロバート・H・スミス・スクール・オブ・ビジネス 研究生

レベッカ・W・ハミルトン

レベッカ・W・ハミルトン

メリーランド大学 ロバート・H・スミス・スクール・オブ・ビジネス 助教授

ほとんどの消費財メーカーは、過当競争を強いられている。そのなかで生まれてきたのが「多機能製品」という知恵である。事実、消費者はさまざまな機能が搭載された製品を選好する傾向が強い。ところが、実際に使用してみると、使い勝手の悪さにいらだち、返品、乗り換え、悪評といったかたちで、そのうさを晴らす。このように購買時には魅力だった多機能は、使用後には無用の長物へと一変する。いわんや、リレーションシップが深まることも、顧客生涯価値が高まることもない。顧客満足度は性能だけでなく、使い勝手とも相関関係にあるのだ。では、どのようにそのバランスを図ればよいのか。筆者らは、性能と使い勝手が消費者心理に及ぼす影響を調査し、その最適なバランスを見極めるための数的モデルを提示する。

ローランド・T・ラストメリーランド大学 ロバート・H・スミス・スクール・オブ・ビジネス 教授

デボラ・ビアナ・トンプソンメリーランド大学 ロバート・H・スミス・スクール・オブ・ビジネス 研究生

レベッカ・W・ハミルトンメリーランド大学 ロバート・H・スミス・スクール・オブ・ビジネス 助教授

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