世界のエグゼクティブが身に着けるべきものとして注目されている「EI〈Emotional Intelligence〉」(感情的知性)。ハーバード・ビジネス・レビューが贈る「EIシリーズ」8作目となる最新刊は、『集中力』。在宅ワークが進んだことにより、ある意味では、従来よりもなおいっそう、個々人の「集中力のマネジメント」が問われるようになってきています。


 昨今の在宅ワークでは、通勤という厄介ごとから解放された反面、生活空間に仕事を持ち込むことで、集中力をどのように保っていくか、苦心された方も多いのではないでしょうか。

 そもそも、現代人の注意力は、ありとあらゆる方向から奪われるようになっています。絶え間なく気を引くSNS、どんどん新しくなるスマホやデジタルガジェット……最新のテクノロジーやサービスによって、私たちは、集中力を保つことが物理的にも精神的にも難しくなっています。

 しかし、仕事であれ学業であれ、集中力なくして、どんな成果も上げることはできません。

 日常生活に溢れる雑音をシャットアウトし、自分の気を散らすものから身を守り、本当に大切なこと、自分がすべきことに集中するにはどうすればよいのでしょうか?

 本書では、集中力を培う具体的テクニックとともに、自分の人生を取り戻す方法を紹介します。

 日本語版への解説は、長年にわたり、アスリートやビジネスパーソンなどを対象に「集中力」を研究してこられた、予防医学研究者の石川善樹さん。歴史や調査をひもときながら、どのような環境であれば集中できるのか、そして、一瞬の集中にとどまらず、長くパフォーマンスをあげていくうえでは何に重点を置くべきか、などをご説明いただきます。

 在宅ワークや働き方の見直しが進むいま、働く時間やプロセスではなく、アウトプットを重視する動きが強まっていくことでしょう。仕事の質、生産性の高さが問われる時代、「集中力」のマネジメントは重要なものとなるに違いありません。


『幸福学』『共感力』『マインドフルネス』『オーセンティック・リーダーシップ』『セルフ・アウェアネス』『レジリエンス』『やっかいな人のマネジメント』・・・EIシリーズのこれまでのラインナップについては、EI特設サイトをご覧ください。