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新型コロナウイルス感染症は私たちの生活を一変させ、依然として先行きは不透明なままだ。不確実な状況で前向きな気持ちになるのは容易ではないが、それでも前を向いて、進むべき道を見つけられる人たちはいる。彼らは何が違うのか。本稿では、不確実性に対応するうえで有効な3つの習慣を紹介する。


 不安や先行きの不透明さを伴う状況、すなわちパンデミックや不況、失業、望まない家族の変化などに直面したときに、前向きに考えることはなかなかできないものだ。無気力になり、筆者が「非生産的な不確実性」と呼ぶ状態に陥る。

 それでも中には、そんな時でも前を見据え、進むべき道を見つける人もいる。それは、どうしたら可能なのだろうか。

 筆者は5年前から、先の見えない状況の中でも活躍する人々を対象に調査を行ってきた。調査対象には、イノベーター、起業家、CEO、ノーベル賞受賞者などのほかに、ギャンブラー、救急隊員、サーファーなどがいる。そして、こうした人たちがどのようなアプローチで混乱の中でも前進し、自身の隠れた力を発掘できるのかを突き止めることができた。

 本稿では、誰もが「不確実性への対応力」を高められる、3つの習慣を紹介したい。