物理的、社会的境界線を維持する

 アリゾナ州立大学のブレイク・アッシュフォースによる名論文では、「境界線を越える行動」によって、人は仕事と仕事以外の役割を演じ分けていることが述べられている。

「仕事着を身に着けたり、家から職場まで通勤したりといった行動は、何かが変わったことを物理的、社会的に示している。『家での私』から『職場での私』に変わるのである」

 リモートワークをするときも、この境界線を維持するよう努めよう。短期的には、朝早くから電車に乗って通勤せずに済んだり、1日中パジャマで過ごせたりするのは喜ばしい変化かもしれない。ただし、どちらも境界線を越える行動であるため、完全にはやめないほうがよい。

 毎朝、仕事用の服を着よう。もちろん、金曜日はカジュアルデーでよいが、それでも身だしなみを整えたい。そして朝の通勤の代わりに、近くの公園へ散歩に行ったり家の周りを歩いたりするのもいい。

 ふだんの仕事のルーチンを維持するために、クリエイティブかつ面白い方法を思いついている人はたくさんいる。