2020年6月号
目に見えない企業文化を測る方法
効率性と創造性をいかに両立させるか

コミュニケーションのオンライン化とデータ処理技術の向上に伴い、個人の発言データをもとにした企業文化の分析が進んでいる。企業は効率性の追求とイノベーションの創出というジレンマを、常に抱えてきた。これまではそのどちらかを選択せざるをえないと考えられていたが、企業文化と従業員の関係性をひも解くと、このジレンマを解消する手がかりが得られる。本稿ではネットフリックスなどを例に、従業員による企業文化への合意の重要性を明らかにするとともに、その合意を土台に、イノベーションが発現しやすい文化的な多様性の構築方法を模索する。
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