●進捗を適宜確認する

 ペーパートレイル(書類に残した記録をたどること)の重要性は知っているだろう。最近は紙こそあまり使わないが、教訓は変わらない。計画に関する同意を必ず文書で残し、何か疑問が生じたとき、最初にどのような判断を下したのかを振り返ることができるようにする。

 計画を決めただけで放置しないこと。進捗の確認に使うコミュニケーションツールも決めておこう。

 たとえば、次のようなツールが役に立つ。

・役割分担と責任の記録(→参照する)
・スコアカード(→結果を評価する)
・定期的な進捗のチェック(→フィードバックを与える)
・評価基準の分析ツール(→パフォーマンスを追跡する)
・毎週のミーティング(→足並みをそろえる)
・プロセスの記録(→何がうまくいっているか、何がうまくいっていないかを判断する)
・チェックリスト(→秩序を保つ)
・プロジェクトの計画表(→今後の目標の概要をつかむ)

 これらの文書は、一定の期間に何がうまくいき、何がうまくいっていないかを確認して、必要に応じて方向を修正するのに役立つだろう。

 声高に責任を求めるだけでは、問題の解決にならない。何かが起きていら立ちをぶつけることは誰にでもできるが、自己認識をもとに共感を示せる人は、効果的な解決策を見つけるだけでなく、持続的に勝てるチームと仲間を築くことができる。

 1つ上のレベルのリーダーや同僚になりたいなら、一緒に働きたいと思われる人になりたいなら、あなたの考え方を変えて、これら5つのステップを実践しよう。そうすれば、よりよい結果を導き、より影響力のある変化をもたらして、しかも自分のいら立ちを抑えることができる。


HBR.org原文:Does Your Team Have an Accountability Problem? February 10, 2020.


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