2020年5月号
ビジネスの複雑性を手なずける
生物学や物理学、社会学の知見から学ぶ

技術の進歩やグローバル化の進展は現代のビジネスをますます複雑にしている。それによりシステムや組織はわかりにくさが増すが、一方で複雑であるゆえに、レジリエンスが増したり、適応力が高まったりというメリットもあるのだ。本稿では、曖昧な言葉である「複雑性」を、「相互に多様な『つながり』を持った、多数の異なる『要素』」と定義したうえで、複雑性の持つコストとメリットを検証する。そして、生物学や物理学の知見を借り、また先進企業の事例も踏まえながら、複雑性とうまく折り合っていく方法を論じている。
PDF論文:10ページ[約2,240KB]
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