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新型コロナウイルスの流行によって、在宅勤務を余儀なくされる人が増えている。労働環境が変わるだけでも困難が伴うが、子育て中のビジネスパーソンが直面する問題はいっそう複雑だ。学校や託児所が閉鎖されたら、子どもが家にいる状態で仕事をしなければならず、その苦労は計り知れない。本稿では、仕事と子育てを両立する親たちに向けて、この混乱に対処するためのガイドラインを示す。


 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、ビジネスの日常を混乱に陥れている。おそらく読者の皆様も、長期にわたる在宅勤務が必要になった場合にどう備えるかというメールを、会社から受け取っているだろう。

 だが、子育て中のビジネスパーソンにとって、問題は一段と複雑だ。何しろ職場の閉鎖だけでなく、子どもの学校や託児所が閉鎖される可能性にも備えなくてはいけないのである。

 その苦悩は理解できる。本稿筆者の一人(ウェストリング)は、8歳と10歳の子どもを持つワーキングマザーであり、これからの数ヵ月間に起こりそうなことに備えなければと思っている。もう一人(フリードマン)は新型コロナウイルス対策として、3月初旬から大学の授業をオンラインで開始した。

 そこで私たちは、学校と職場の大がかりな混乱に備えるためのガイドラインを策定した。そのベースとなったのは、私たちの共著Parents Who Lead(未訳)で子育てに当てはめたリーダーシップの原則と、プラクティスである。

 最も優れたリーダーは、真正面から現実に立ち向かう。危機のときは特にそうだ。それがいま、あなたに必要とされている。新型コロナウイルスは、子育て中のビジネスパーソンにとってリーダーシップの課題でもあるのだ。