2020年3月号

「失敗のマネジメント」がイノベーションを生む

スターサイエンティスト研究で明らかになった

牧 兼充 :早稲田大学ビジネススクール 准教授

牧 兼充

早稲田大学ビジネススクール 准教授

主な兼職として、カリフォルニア大学サンディエゴ校ビジネススクール客員助教授。研究分野は、テクノロジーマネジメント、イノベーション、アントレプレナーシップ、科学技術政策、大学の技術移転、大学発ベンチャー等。政策研究大学院大学助教授、スタンフォード大学リサーチアソシエート、カリフォルニア大学サンディエゴ校講師等を経て、2017年より早稲田大学ビジネススクール准教授。日米において、大学を基盤としたイノベーションシステムの構築に従事。カリフォルニア大学サンディエゴ校において博士(経営学)を取得。

時代の変化が激しくなり、企業のトップマネジメントはこれまで以上に、中長期の戦略を立てることが難しくなった。イノベーションを起こそうと中長期目標を立てたとしても、現場でそれをどのように短期目標に落とし込んでいけばよいのか、混乱が生じることが少なくない。この問題は、イノベーションの本質を理解していないことにある。本稿では、イノベーション創出のプロフェッショナルであるサイエンティストの研究を通じて、彼らの思考法を解き明かし、失敗のマネジメントとインセンティブのあり方から、企業経営において欠かせない点を明らかにする。
PDF論文:12ページ[約2,253KB]
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