2020年3月号

企業が政治に翻弄される時代

グローバルインフラの要衝が狙われている

ヘンリー・ファレル

ヘンリー・ファレル

ジョージ・ワシントン大学 教授

政治学および国際問題を担当。

アブラハム L. ニューマン

アブラハム L. ニューマン

ジョージタウン大学 教授

ジョージタウン大学のエドマンド A. ウォルシュ外交学院および政治学部の教授。同大学のモルタラ国際研究センターのディレクターも務める。

冷戦後、企業が築いてきた強力なグローバルインフラは、複雑に入り組んだネットワークシステムに支えられている。これらのネットワークは広く分散しているように見えるものの、実は重要なポイント──要衝(チョークポイント)──がある。一つの例がクラウドコンピューティングの情報保管施設で、そのほとんどが米国に置かれているが、米国政府はこれを利用し、企業に米国内のサーバーを経由する機密情報を提供させた。このように国家のために経済ネットワークを利用することは、トランプ政権になっていっそう激しくなっており、各国もこれに対抗する政策を取り始めている。本稿では、こうした国家間の争いが企業に与える影響を分析しつつ、リスクの低減策についても触れている。

ヘンリー・ファレルジョージ・ワシントン大学 教授

アブラハム L. ニューマンジョージタウン大学 教授

PDF論文:10ページ[約2,357KB]
論文セレクションをご利用の方は、ログインをお願いします。

これより先は、定期購読者様のみご利用いただけます。

この号の目次を見る

しおりを挟む位置をクリックしてください。

解除の場合はをクリックしてください。

この記事は以前に読み進めています。
前回読み進めたページまで移動しますか?

移動する移動しない