世界のエグゼクティブが身に着けるべきものとして注目されている「EI〈Emotional Intelligence〉」(感情的知性)。ハーバード・ビジネス・レビューが贈る「EIシリーズ」7作目となる最新刊は、『やっかいな人のマネジメント』。組織やチームで働く誰もが直面するこの問題に対する処方箋を提供する。


 価値観が多様化した昨今、リーダーシップも、チームのありかたも、コミュニケーションも変わってきています。そして昨今では、イノベーションが企業の競争力の源泉となる時代にあって、多様な個のぶつかり合いによる新たな価値創造に向けて、組織のダイバーシティ(多様性)がますます重視されるようになってきています。

 言い換えれば、価値観の違う人、価値観の合わない人とのコラボレーションの機会は、今後増えることはあっても、減ることはないということです。

 現実問題、仕事のほとんどは、組織やチーム、クライアントなどがあっての人間関係で成り立っており、どこかしら「やっかいな人」「一筋縄ではいかない人」「気の合わない人」はいるでしょう。単純に関係を遮断できればよいのですが、そうもいかないのが難しいところです。

 そんなとき、彼ら彼女らとどのように付き合っていけばよいのでしょうか? 自分がストレスでつぶれないためには、そして人間関係のさまざまな摩擦を建設的な方向に変えていくためには、どうすればよいでしょうか? 本書では、チームで仕事をする誰もが直面する、この問題への処方箋を探っていきます。

 日本語版への解説は、いま『世界標準の経営理論』が爆発的にヒットしている入山章栄氏(早稲田大学大学院・ビジネススクール教授)。理論のエッセンスにちらりと触れながら、「『面倒くさい人と付き合うスキル』こそが問われる時代」について書き下ろしていただいています。


『幸福学』『共感力』『マインドフルネス』『オーセンティック・リーダーシップ』『セルフ・アウェアネス』『レジリエンス』・・・EIシリーズのこれまでのラインナップについては、EI特設サイトをご覧ください。