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心身ともにぐったり疲れているのに、まったく達成感がない毎日が続いていないだろうか。目の前の仕事に集中しようとしても、大量に届くメールに返信したり、同僚に話しかけられたりする環境では、どうしても注意散漫になる。そうして時間とエネルギーだけを消耗する日々は働く意欲を奪い、バーンアウト(燃え尽き症候群)を引き起こしかねない。筆者は、気をそらす習慣を打破する3つのステップを提示する。


 疲れてクタクタなのに何も達成していない気がする……そんな日が、どのくらいあるだろうか。

「いつも」「とても頻繁に」と答えるのは、あなただけではない。今日、大半のプロフェッショナルにとって、マルチタスクが日々の業務をこなすための戦略となっている。課題やプロジェクトに集中しようとしても、ひっきりなしにメールを追跡したり返信したり、騒々しいオフィスで話しかけてくる同僚に対応したりして、しょっちゅう注意をそらされる。

 常に気をそらされていると、思考は散漫になり、後にはやりかけの仕事だけが残る。気持ちばかりが焦り、疲れを感じる。慌ただしくエネルギーを消耗する毎日に達成感がともなわないと、よくて仕事に不満が残り、悪ければモチベーションを失ってしまう。進歩こそ、私たちの意欲の源なので、そのままではバーンアウト(燃え尽き症候群)へまっしぐらだ。

 私は約2000の企業で生産性に関する研修や講演を行う中で、満足感をもたらす有意義な仕事の前に立ちはだかる最大の障壁は、注意散漫だと気づいた。