ステップ1:何が最も大切かを明確にする

 まず、次の重要事項をリストにしよう。

 ●スケジュールに入れたい領域

 仕事、家庭、運動、学習、社会的活動、一人の時間、趣味などの時間。

 ●それぞれの領域で達成したいレベル

 目標と所要時間を見極める。週に3回、ジムで40分間のワークアウトをするのと、アイアンマンレースを目指してトレーニングするのとでは、必要になる時間が違う。子どものサッカーの試合を時々見に行くのは、チームのコーチをするほどの時間はいらない。それぞれの領域について、どのくらいの時間が必要か、現実的に考える。

 ●あなた自身や家族にとって欠かせない儀式

 少なくとも週3回は家族と夕食のテーブルを囲みたい、礼拝には毎週出席したい、夜10時にはPCの画面から離れて、寝る前に配偶者とのコミュニケーションの時間を持ちたいなど。こうした習慣と望ましい頻度を書き出す。

 あなたの時間の選択は、あなた自身だけではなく家族にも影響を与える。このリストをつくるとき、子どもや配偶者、共同親権を持つ相手と、彼らにとって何が最も大切かを話し合おう。たとえば息子にとっては、自分が寝ている間にあなたが出勤するのは気にならなくても、学校の演劇会に間に合うようにあなたが職場を出ることは、とてつもなく大きな意味を持つかもしれない。

 このプロセスは、あなたにとって重要ではないことを見極める、よい機会でもある。会員になりたいと思う魅力的な職能団体があっても、いまの時点では、家族との時間が減ることと引き換えにできるほどの価値はないかもしれない。あるいは、家の掃除や芝生の手入れ、ちょっとした用事や雑用のために外部の助けを得られれば、その時間を副業や、子どもと一緒に過ごす時間に充てられるかもしれない。