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働き方の多様化とテクノロジーの進歩により、遠隔勤務(リモートワーク)を認める企業が増えている。リモートワークは自分のペースで仕事ができる一方で、コミュニケーションがバーチャルで展開され、かつ業務以外のやり取りが激減するので、親しい同僚を持つことが難しくなった。遠隔勤務者はどうすれば、職場で友人関係を構築することができるのだろうか。


 職場に親しい人がいる従業員は、仕事におけるパフォーマンス、エンゲージメント、幸福度が高いことが、調査によって示されている。ところが、これはテクノロジーのおかげと言ってよいだろう、一緒に仕事をする相手との関係性は2つの点で大きく変わりつつある。

 第1に、同じ場所で過ごさない確率が高くなっている。その結果、仕事以外(ハッピーアワーに繰り出す、休憩場所でばったり会うなど)や、会社行事(社員旅行や食事会)で一緒になる機会が減っている。

 第2に、コミュニケーションを取る際、テクノロジーに依存することがますます増えている。メール、チャット、フェイスタイムなどを介したやり取りによって、相手がどういう人かが、わかりにくくなっている。

 面と向かっているときとは異なり、ボディランゲージのように言葉以外を読み取るサインがない。またテクノロジーを介して仕事をしていると、バーチャルな同僚とは仕事の用件のみ、すなわち理由がなければ連絡を取らないようにもなっている。

 このように、バーチャルな仕事環境での人間関係が根本的に変化するなか、離れた場所にいる従業員同士は、どうすれば親しくなれるのだろうか。