2020年2月号

契約取引はビジョンの共有から始めよ

敵対関係から利害関係へ

デイビッド・フライドリンガー

デイビッド・フライドリンガー

シリオ マネージングディレクター

スウェーデン、ストックホルムの法律事務所シリオのマネージングディレクター。テネシー大学ノックスビル校ハスラム・カレッジ・オブ・ビジネスの非常勤講師も務める。

オリバー・ハート

オリバー・ハート

ハーバード大学 教授

ハーバード大学アンドリュー E. フューアー記念講座教授。専門は経済学。2016年ノーベル経済学賞受賞者の一人。

ケイト・ビタセック

ケイト・ビタセック

テネシー大学 ノックスビル校

テネシー大学ノックスビル校ハスラム・カレッジ・オブ・ビジネスで大学院生と企業幹部を対象とした教育プログラムのメンバー。

他社とビジネスを始めると、些細なすれ違いが重大なトラブルを招くことは珍しくない。そのため契約を締結する時には、あらゆる事態を想定して、相手より少しでも優位に立てるような条項を大量に盛り込むことが一般的だ。だが、争いを前提とした関係性を築いてしまうと、自分たちに不利益な行動を選択させる動機を与えかねない。筆者らは、このような「取引的契約」ではなく、当事者同士がビジョンを共有することで利益相反を防ぎ、かつ法的な強制力を有する「関係的契約」から始めることを推奨する。本稿では、契約理論の研究でノーベル経済学賞を受賞したオリバー・ハートら執筆陣が、この新しい関係性を構築するうえで有効な5つのステップを示す。
PDF論文:12ページ[約2,259KB]
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