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あなたは、その日に予定していた仕事をすべて消化できているだろうか。翌日以降に業務を残したまま、重い足取りで帰路についてはいないだろうか。ちょっとした仕事を引き受けて集中を妨げられたり、知識はあっても行動に移していない解決策があったりすると、生産性の大幅な低下につながる。本稿では、5つの心理的な過ちを紹介する。


 今日もまた仕事がはかどらなかった――1日の終わりに、そんな苛立ちを感じる人は少なくない。

 ある研究によれば、たいてい退勤時までに、その日予定していた仕事がすべて片づいているという人は、全体の26%にすぎない。あなたも、とても忙しい1日だったのに成果が上がらなかったと、忸怩たる思いを抱くことがあるかもしれない。

 人間はロボットではない。人生のすべての瞬間に、生産性を高めるために理想的な行動を取る必要はない。それでも大半の人は、計画的・効率的に行動して、重要な目標を達成し、大きな問題を解決したいと思っている。

 それなら、集中の妨げになり、大きな仕事をやり遂げる邪魔をする心理的過ちについて知ることから始めるとよいだろう。本稿では、典型的な過ちのパターンを5つ紹介しよう。