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自分の仕事のパフォーマンスを上げるために、同僚や上司にフィードバックを求める人は多いだろう。しかし、フィードバックをもらっても効果がないどころか、マイナスの影響を受けることすらある。筆者らは、アドバイスを求めるほうが有効だと主張する。本稿では、彼らが実施した4つの実験により、その理由が明らかにされる。


 あなたは重要なクライアントに対する最初のプレゼンテーションに成功し、彼らの上司たちの前でもお願いしたいと招待された。あなたは、プレゼンテーションに何か改善できる点がないか、セカンドオピニオンを求めている。そこで、何をするだろうか?

 同僚にフィードバックを求めるのが、従来の知恵だ。だが研究によると、フィードバックはたいてい、パフォーマンスにまったく影響を与えず、それどころか否定的な影響を及ぼすことさえある。というのは、フィードバックは漠然としがちで、どのように改善できるかが浮き彫りにならないからだ。

 私たちの最新の研究は、もっとよいアプローチがあることを示している。管理職教育のクラスで実施したフィールド実験をはじめとする4つの実験から、フィードバックよりもアドバイスを求めるほうが、有効な情報が得られることが明らかになった。