2019年12月号
企業の信頼はガバナンス経営から始まる
人間の弱さを前提にした制度設計

不祥事の根源的な原因は、人間の本性にある。人間は弱いという部分に起因するので、不正は起きることを前提にすべきである。また、ゲマインシャフトの文化が根強い日本では、共同体の意識や論理が優先する問題もある。社会規範からのチェックが入るシステムが不可欠である。経営のトップにおけるコーポレートガバナンスからボトムの人事制度まで、制度を再設計し、機能させることが、企業の信頼を担保する道の第一歩となる。
PDF論文:13ページ[約1,479KB]
¥880(税込み)PDFをカートに入れる
論文セレクションご利用の方は、PDFがダウンロードできます。(詳細はこちら)