2019年12月号

企業の信頼はガバナンス経営から始まる

人間の弱さを前提にした制度設計

冨山 和彦 :経営共創基盤 代表取締役CEO

冨山 和彦

経営共創基盤 代表取締役CEO

パナソニック社外取締役。東京電力ホールディングス社外取締役。経済同友会政策審議会委員長。日本取締役協会副会長。財務省財政制度など審議会委員、内閣府税制調査会特別委員、金融庁スチュワードシップ・コードおよびコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議委員、経済産業省産業構造審議会新産業構造部会委員などを歴任。『決定版 これがガバナンス経営だ!』(東洋経済新報社、2015年)、『AI経営で会社は甦る』(文藝春秋、2017年)、『「競争力×稼ぐ力」を強くする生産性革命』(生産性出版、2019年)、『社長の条件』(文藝春秋、2019年)など著書多数。

不祥事の根源的な原因は、人間の本性にある。人間は弱いという部分に起因するので、不正は起きることを前提にすべきである。また、ゲマインシャフトの文化が根強い日本では、共同体の意識や論理が優先する問題もある。社会規範からのチェックが入るシステムが不可欠である。経営のトップにおけるコーポレートガバナンスからボトムの人事制度まで、制度を再設計し、機能させることが、企業の信頼を担保する道の第一歩となる。

冨山 和彦経営共創基盤 代表取締役CEO

PDF論文:13ページ[約1,479KB]
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