DXへの取り組みはオセアニアやアジアでも加速

――米国以外の事例も教えてください。

Paul Mirts:ニュージーランドのFarmlandsというお客様と進めてきたプロジェクトをこのほど完了し、システムの本番稼働を開始しました。Farmlands様は日本でいう農業協同組合に相当する農業組合法人で、組合員(株主)である農家に対して、農業機器や肥料などの商品を販売しています。

私たちはFarmlands様の組織全体のDXを支援し、販売生産性の向上からサプライチェーン管理の強化、財務会計業務の効率化まで一貫したモダナイズを行いました。具体的な成果が表れるのはこれからですが、特にリテールの分野ではすべてのPOSレジをDynamics 365でモダナイズすることで飛躍的な変革を遂げました。例えば、農家から注文を受けた商品の在庫がどの店舗にあるのか、いつ入荷するのかといったサプライチェーンの状況を、店舗スタッフはその場でリアルタイムに確認することができます。

――アジア地域でも事例はありますか。

Paul Mirts:もちろんあります。あるコンシューマー向けのデジタルデバイスを製造販売しているメーカーに対して、包括的なナレッジマネジメントのシステム構築を支援しました。カスタマーセンターなどに寄せられるかなり技術レベルの高い問い合わせに対しても、オペレーターが迅速に回答できるようにすることを目的とするものです。