オペレーションエクセレンスから
クリエイティビティの時代へ

 この5つの要素がすべて高ければ、結果としてエンゲージメントは高くなるわけだが、「企業によってエンゲージメントを高める上で重要な要素は変わってくる」と新居代表は言う。右下図のように、例えばコンサルティングファームのようなプロフェッショナル型の組織では、「チームワーク」よりは「仕事への熱中」や「待遇」の要素の方がエンゲージメントに影響する。一方、ベンチャー企業のように、ビジョン重視型の組織では、「組織への共感」や「チームワーク」の要素がエンゲージメントに強く影響する。まずはどの要素が自社のエンゲージメントに強く影響しているのかを知る必要がある。

 では、どうすればエンゲージメントを高めることができるのか。アトラエでは、wevoxによって組織の課題診断まではするが、その先、手取り足取りアドバイスすることはあえてやっていない。「結局、組織は自ら改善しようとしない限り変わらない。当社では導入時こそ少し並走しますが、あくまで最終的に自走していただくためのサポートをするだけです。人事や経営陣だけがコミットすれば何かが動き出すというものではなく、現場が当事者意識を持って変わることが不可欠なんです」(新居代表)。

 かつての日本の競争力の源泉は「オペレーションエクセレンス」だった。いかにミスなく生産性を上げるかが重要だったのだ。しかし今は、クリエイティビティや独創性を発揮できないと勝てない時代になっている。競争力の源泉が変化したのだ。「オペレーションエクセレンスが重要だった時代には規律を守る人の方が大事でしたが、今はクリエイティビティを発揮できるエンゲージメントの高い人、組織を作ることの方が大事になっています。強い組織の在り方が変わってきたということですね」(新居代表)。

 

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