2019年10月号

国連機関にリスク管理とコスト意識を持ち込む

NGOへの大きな教訓

グレテ・ファレモ :UNOPS(国連プロジェクトサービス機関) 事務局長

グレテ・ファレモ

UNOPS(国連プロジェクトサービス機関) 事務局長

国連事務次長も務める。ノルウェー政府では国際開発省、司法公安省、石油エネルギー省、国防省の大臣を歴任し、また民間セクターで培った豊富な知識と経験を持つ。

UNOPS(国連プロジェクトサービス機関)は、国連機関の中でも異色の存在だ。1990年半ばまでUNDP(国際連合開発計画)のプロジェクト実行部門の一つだったが、そのあり方が利益相反と批判を受け、1995年にみずから資金調達を行う独立事業体となった。当初は損失続きで運営もうまくいかなかったが、2006年に当時の事務局長が、経営立て直しに着手し、成功を収める。そしてその後を継いだ本稿の筆者グレテ・ファレモがさらなる改革を追求し、国連組織の中の反対に遭いながらも財務規律を守り、リスクを取る文化を根付かせた。そして当然だが、国連が持つ大きな目標も達成しようとしている。この試みは多くのNGOにとっても大きな教訓となることだろう。

グレテ・ファレモUNOPS(国連プロジェクトサービス機関) 事務局長

PDF論文:8ページ[約1,788KB]
無料:論文セレクションをご利用の方は、ログインをお願いします。

これより先は、定期購読者様のみご利用いただけます。

この号の目次を見る

しおりを挟む位置をクリックしてください。

解除の場合はをクリックしてください。

この記事は以前に読み進めています。
前回読み進めたページまで移動しますか?

移動する移動しない