「学び続ける人か?」

 応募した仕事に必要な基本スキルはすでに持っているだろうが、実際に働き始めても学び続けなければならない(完璧な準備ができているという人は、みずからハードルを下げすぎかもしれない)。

 では、あなたに学ぶ意志があり、実際に学ぶことができると、どのように示せばいいか。

 おそらく面接中に、どう答えればいいかあまり自信がない質問を、少なくとも一つは聞かれるだろう。たとえば、曖昧な表現をされて、質問の意図がはっきりわからないかもしれない。聞き慣れない用語が出てくるかもしれない。質問自体は明確に理解できても、何を言えばいいのか思いつかないかもしれない。

 そのようなときは、ごまかすような答え方をしないこと。優秀な面接官は偽りの反応をかぎ分ける(彼らはそのような答えをたくさん聞いているだろうから)。

 むしろ、自分は知らない、あるいはわからないと認めるのだ。組織行動学の研究者によると、人が自分の無知を認めたがらない理由は、認めれば自分が弱く見えるのではないかと不安になるからだ。

 しかし面接官は、採用するかもしれない候補者がみずから質問して、さらなる情報を求め、より確かな情報に基づいて返答し、自分の成長に主体的に取り組む姿勢を見せる人かどうかを確認したいのだ。複数の研究が指摘しているように、自分が何を知っていて何を知らないのかを周囲に伝えなければ、助けを求めることもできない。

 質問されて戸惑ったら、説明を求めよう。たとえば、自分で言い換えてみたり、いくつか考えられる解釈を述べてみたりする。面接官の返事を聞いても論点をうまく整理できなければ、自分にとって初めてのテーマだと正直に伝える。

 あなたが言葉に詰まった質問が、職場に関する仮定のシナリオにどのように取り組むか、という内容だとする。その場合、まず自分なりに考えて、取り組み方を説明したほうがいいか。あるいは、この会社ではいつもどのように対処するかを面接官と話し合うこともできるだろうか。それを確認してみよう(両方の議論をすることも可能だ)。自分が新しい課題にどのように取り組むかを示しながら、学ぶことに積極的であることも伝えるのだ。

 入社後も学習できる機会について質問することも、スキルと知識を伸ばし続けたいという意欲を示せる。社内で定期的に講義やセミナーがあるか。大学の講義や資格取得のために学費補助などの制度があるか。このような教育資源について質問すれば、あなたがさらなる成長に関心があることが明確に伝わる。