2007年4月号

「弁証法」の可能性

矛盾によって歴史はつくられてきた

カトリーヌ・マラブー :パリ第一〇大学 哲学部 教授

カトリーヌ・マラブー

パリ第一〇大学 哲学部 教授

「弁証法」という言葉は古代ギリシャ哲学に初めて登場し、それは他人と議論する技術、また事象の対立という意味で使われていた。ソクラテスの問答法は、弁証法的に真理に迫るやり方といえるだろう。とはいえ、弁証法と聞いて真っ先に連想するのはヘーゲルではなかろうか。本稿は、フランスでヘーゲルを研究する哲学者、カトリーヌ・マラブー博士に弁証法をめぐるいくつかの質問を投げかけ、それをまとめたものである。彼女は「可塑性」という概念からヘーゲル哲学を読み解く。そして、これをニューロ・サイエンスやグローバル経済にも広げ、弁証法という思考のさまざまな側面を見せてくれる。

カトリーヌ・マラブーパリ第一〇大学 哲学部 教授

PDF論文:13ページ[約1,159KB]
論文セレクションをご利用の方は、ログインをお願いします。

これより先は、定期購読者様のみご利用いただけます。

この号の目次を見る

しおりを挟む位置をクリックしてください。

解除の場合はをクリックしてください。

この記事は以前に読み進めています。
前回読み進めたページまで移動しますか?

移動する移動しない