2012年7月号

総合スーパーが海外進出に成功する時

守るべき4つのルール

マーセル・コースジェンス

マーセル・コースジェンス

INSEAD教授

ラジブ・ラル

ラジブ・ラル

ハーバード・ビジネス・スクール 教授

海外進出する企業は多いが、グロサリー小売業では、標準的なグローバル化戦略が期待するほどの効果を出さないことが多い。世界的な大手企業でさえ、成功と失敗を経験している。グローバル化を成功させるためには、業界特性を踏まえた戦略が必要である。 筆者らの研究から、小売企業のグローバル化は、短期的な売上高や利益の向上に直結しないことが判明した。海外市場では多くの参入障壁に直面するうえ、固定費が高く利幅が小さいという事業特性により、利益が出るまでに時間がかかる。規模の効果も出しにくく、その国だけで活動している地元企業との競争にもさらされる。 小売業が海外に進出する際には、やみくもに事業拡大を図るのではなく、「グローバル化の要は自国市場」「市場には常に新しいものを」「相乗効果よりも差別化」「参入タイミングが重要」という4つのルールに則して戦略を立て、現地のニーズを理解したうえで、地道に展開していくべきである。

マーセル・コースジェンスINSEAD教授

ラジブ・ラルハーバード・ビジネス・スクール 教授

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