2019年5月号

セルフ・コンパッション:最良の自分であり続ける方法

甘やかしでも、うぬぼれでもない自己の姿

有光 興記 :関西学院大学 教授

有光 興記

関西学院大学 教授

1971年兵庫県生まれ。関西学院大学文学部総合心理科学科教授。博士(心理学)、公認心理師。感情の問題に対処するために、慈悲の観点を取り入れた心理療法の実践と研究を行う。2014年に、米国ボストン大学で慈悲の瞑想の臨床試験に参加し、マインドフルネス瞑想だけでは得られない効果の大きさを知る。現在、日本でも慈悲の瞑想を中心としたプログラムの効果検証を開始し、科学的な知見を集積している。その成果の一部は、『マインドフルネス──基礎と実践』(分担執筆、日本評論社、2016年)にある。

マインドフルネスとともに、いま関心を集めている概念に、セルフ・コンパッションがある。ストレスを受け、自己批判の思考を繰り返すだけでは、悩みは解決しない。自分に思いやりの気持ちを向けるとよいという発想から、この研究は始まった。本稿では、セルフ・コンパッションという新しい概念を、その背後にある仏教やマインドフルネスにも触れたうえで、効用や実践方法について解説する。

有光 興記関西学院大学 教授

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