パーソナリティというのは、時間を経てもあまり変わらず、同一に保たれるものだと考える人は少なくない。専門家の一部も、これに同意している。言い換えれば、あなたはあなたであり、多少は進化する可能性もあるとはいえ、大人になれば多くの特徴、たとえば外向性や同調性、神経症的傾向、寛大さ、そしてもちろん誠実さは、大して変わらないと見られている。

 このように、パーソナリティは変わらないと広く信じられているわけだが、実はそれは間違っている。パーソナリティは変えられるし、実際に自己啓発や組織的なイベントやプロセス、外的なイベントを通じて変えている人もいる。

 我々は最近、新たな科学的見地からパーソナリティの変化を分析した研究を、徹底的に調べ上げた。 その結果、次に挙げる3つの基準を満たす活動により深く携わることで、パーソナリティをよい方向に変えられることが判明した。それは、自分を大切されていると感じられ、自分自身が楽しめ、自分の価値観に合致する活動である。

 これを念頭に置きつつ、なぜ誠実さに欠ける行動を取ってしまうのか、その理由を考えてみよう。たとえば、詳細が抜け落ちたり、期限が守れなかったりするのは、取り組んでいるプロジェクトや仕事が重要だと思えないからなのか。または、そのプロジェクトあるいは仕事を楽しめないからか。それとも、自分の価値観に合致していないのか。

 何が問題なのかを特定できるようなら、上司と話し合ってみよう。そうすれば、自分には重要に思えないタスクがなぜ会社の成功に重要であるか、上司から説明が得られるかもしれない。あるいは、あなたのスキルにより適したタスクへの配置換えを快諾してもらえるかもしれない。