2008年1月号
災害援助とCSR
民間援助機関とのパートナーシップのつくり方
二〇〇四年におよそ五〇〇万人が被災した、スマトラ島沖地震とその津波は、民間企業が人道支援に関わるうえで一つの転換点になった。世界中から史上空前の金額と善意が寄せられたが、こうした反射的反応は、被災現場を混乱させ、逆効果に終わることもある。災害発生時に、企業が援助に乗り出すのは好ましいことだ。だが、コカ・コーラやファイザー、TNTなどの企業のように、あらかじめ援助機関と連携し、実際に災害が起きる前に援助計画を策定しておくことのほうが、その何倍も好ましい。
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